ほのぼのさん日記3「クヌギが教えてくれたこと」

散歩の途中で出くわした、この大木のインパクト。
黙って立っているだけで 人の心を惹きつける。
ここまで何年かかったか・・・

年月かけて、見聞きし、たくわえ、成長し、存在感を増してきた。
そこに見えるは 流れるような時間の大河。
感じてくるのは ずっしりとした時間の重み。
そして、聞こえてくるのは 喜怒哀楽のさまざまな声。

時の流れは永遠で、過去から未来を紡いでいくが、
ひとりひとりの時間には、必ず終わりが訪れる。
永遠だが限りある時間の矛盾が、我々の生きる時間をはるかに超えて生きる姿に
畏敬の念を持たせてくれる。

散歩の途中で出くわした、この大木のインパクト。
黙って立っているだけで、永遠の中の一瞬を、今この瞬間を大切に生きることを
私たちに教えてくれる。


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