株式会社タニタハウジングウェア様

株式会社タニタハウジングウェアのマーケティング部(GL推進課・開発課)を対象に、チームコーチングを実施した。GL推進課と開発課は商品の開発を担う部署であり、両課の連携を深め、マーケティング機能を生かした商品開発を行えるチームに変容することを実施の目的とした。

  • セッション1(2日間)

「課題、問題となる事実を洗い出し、模造紙に書き出していった。そして重要な点を絞った。起こしている事実の要因を考えていったが、普通に仕事はこなせていたため、問題はどこかにあるだろうと思っていた。

しかし、現状の本質を探求していくと、心が痛くなるような真因にぶち当たった。」(大町課長の感想)

マーケティング部は、現状の本質にしっかりと向き合い、現在地点を明らかにして目標達成に向けてスタートした。

  • セッション2(1日)

目標達成に向けたアクションプランをもとに1ヶ月活動して、振り返りを実施した。うまくいったこと、うまくいかなかったことを明らかにし、次へのステップとしてチームのビジョン、チーム名、かかわり方のルールを決めていったが、「合意形成に多くの時間がかかる」「本音を言わない」という自分たちのパターンに気づいた。


  • セッション3(1日)

「全員参加のモデル製作」や「自主的なチーム活動」などで、グループからチームへの変容を体感する1ヶ月となった。自分たちで決めたかかわり方のルールを実行し、決めたことに責任を持って行動することが変容のひとつの要因になったようだ。

この体験を次の成果に結びつけるためにビジョンの見直しを行い、「我々は街中で見かける新しいタニタハウジングウェアのある風景を創ります」というビジョンに磨き上げた。

チーム「アーキサプリ」はメンバーがチームを意識し、活発にコミュニケーションを取り、活き活きと活動し始めた。そして自分たちのビジョンに一歩ずつ近づくために、活動を続けている。



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