コラムNo.21 「チーム活動に必要な平常心」

チーム活動に必要な「平常心」

梅雨に彩りを添える花、紫陽花。
小さな花弁がたくさん集まって一つの房のような形を作り、私たちを魅了します。
チームの花だな、と思います。
紫陽花は、その色もさまざまです。

が、紫陽花は季節の花、一年の中のある時期だけ輝き、多くの人に癒しを与えます。
「外に価値」を創り出す期間が決まっているわけです。
この点、私たち人間はどうなのでしょうか?
外の価値を作り出す期間が決まっていたらどうなるでしょうか?
一年のうち2ヶ月間だけ仕事をして後は休んでいる、
そんなことで暮らしが成り立てばいいのかもしれません。
が、私たちには難しいかもしれません。

では、年中、価値を創り出すこと、それは簡単なのか?
よく考えると難しい面もあります。
身体が常に元気か?ということもあるでしょうね。
身体の前に気持ちを平常に保つことも必要でしょう。
落ち込まない。
このことが実現するにはどうすればよいのでしょうか?
私たちの大きな課題かもしれません。
平常心を維持するのが大事なスポーツ界の方々のご意見を集めると
「意識して」高揚感を保つ。結果に一喜一憂しない。常にチームの目的、目標だけを意識している。
そんな意見が多いように思えます。
長友佑都著「上昇思考」で紹介されるサネッティ選手の話には感動しました。(文責 今給黎 勝)


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