コラムNo.24 「ダイバシティとリーダーシップ」

先日、京都のとある企業にお伺いしてダイバシティのお話をお聞きした。

「一つの見方ですが、女性活用の推進といってもいまさらという感じがします」
というお話を伺った。

ダイバシティという言葉を最初に聞いたときは、人種、国籍の違いや、
男女、年齢の差などを受け入れ多様性の良さを生かす活動だと
お聞きした記憶がある。

ネットで調べてみると、
「さまざまな違いを尊重して“違い”を活かすこと」
とある。これが最も納得がいく。

チームのメンバーの一人一人の資源を活かしきってチームの成果を創る
ということであろう。

チームコーチングの体験からするとそれができたらチームだけが
チームたり得ると思う。

そう考えると、ダイバシティを実現するには文化や制度の改善が要る
と言われるが少し違うのではないかと思う。

チームコーチングの体験からすると全員がリーダーシップを発揮するような
組織運営に変えればよい。

リーダーシップとは、
チームメンバーと目的目標を共有し、
全員の力の発揮を促し
成果をより大きなものにすること
だから。

全員がリーダーシップを発揮する組織運営の仕方は?

チームが主体的に自分たちのアイデンティティを共有し
主体的に目的目標を共有し
戦略を主体的に構築し、
主体的に新鮮に取り組む。

実はこれがチームコーチングの実際でもある。

(文責:今給黎 勝)

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